Sketchfab APIを試してみた
こんにちは、CX事業本部 IoT事業部の若槻です。
3Dモデルの共有や埋め込みができるプラットフォームSketchfabでは、開発者向けのAPIが公開されています。
今回は、このSketchfab APIを簡単に試してみました。
やってみた
APIトークンの確認
はじめに、SketchFab APIを使用するためのAPIトークン(APIキー)を確認しまておきます。
Sketchfabにアクセスして、[Settings]を開きます。
[PASSWORD & API]でAPIトークンを確認します。
※このAPIトークンが漏洩した場合、ローテーションはユーザーが自分で行えるのでしょうか。方法がすぐに分からなかったので気になりました。
Data API v3(Sketchfab REST API)
Data API v3(Sketchfab REST API)は、Sketchfabデータの読み書きを行えるREST APIです。一部のAPIはOAuthクレデンシャルまたはAPIトークンによる認証が必要です。
またSketchfab REST APIはSwagger UIが用意されているので簡単に試すことができます。
例えば個別のmodelの取得はGET /v3/models/{uid}
を使用します。このAPIは認証が不要です。
uidはデータを取得したい3DモデルのページのURLから確認可能です。
uidを指定してリクエストを実行するとレスポンスボディでmodelを取得できました。
一方でGET /v3/me
などは認証が必要となります。指定しなければ401エラーとなります。
ページ右上の[Authorize]よりAPIキーを設定します。
再度GET /v3/me
を試すと、今度は取得成功しました。
Download API
Download APIは前述のREST APIの拡張で、使用するとmodelデータをダウンロードすることができます。
Download APIは/v3/models/{UID}/download
を使用します。また次のようにOAuthトークンの指定が必須となります。
curl 'https://api.sketchfab.com/v3/models/{UID}/download' \ -H 'authorization: Bearer {INSERT_USER_OAUTH_ACCESS_TOKEN}'
Viewer API
Viewer APIを使うと、3DモデルをインラインフレームでWebページに簡単に埋め込むことができます。
Embedコードは、modelのページから取得可能です。
Embedコードをコピーできるのですが、この時[Fixed Size]をON
にすることをオススメします。Webページに埋め込むのに適したサイズになります。
実際に埋め込んでみたものがこちらです。3Dモデルなので触ってグリグリ動かすことももちろん可能です。
おわりに
Sketchfab APIを簡単に試してみました。
Sketchfabは個人のゲーム開発用途で使われることが多いようですが、他にも3D eCommerceや3D Advertisingなどエンタープライズ向けにも手を広げているようです。
以上